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「東京科学大学」って最近よく聞くんですけど、これって前の東工大のことですよね?理系で気になっているんですが、名前が変わって何が変わったのか、変わっていない部分はどんなところなのかを知りたいです。

私は医学部に興味があります。東工大って理工系のイメージだったので、医学部がどんな特色があるのか知りたいです。偏差値や入試も、学部でかなり違いそうで。

親としては、国立なら学費が抑えられるのかも気になります。それに、統合したばかりだと制度が変わりそうで、そこも心配で。

3人とも、いい着眼点です。まとめて整理しますね。東京科学大学は、2024年10月に「東京工業大学(東工大)」と「東京医科歯科大学」が統合してできた国立大学です。だから理工系(旧・東工大の6学院)だけでなく、医学部・歯学部(旧・医科歯科)も併せ持つ国立大学になりました。公式情報と河合塾Kei-Netのデータをもとに、進路面談と同じ目線で見ていきましょう。
東京科学大学 理系のポイント
- 2024年10月に東工大+東京医科歯科大が統合してできた国立大学(英語名 Institute of Science Tokyo)。医学・歯学 × 理工学の融合(医工連携)が最大の特徴
- 理系は理工系=6学院(理学院、工学院、物質理工、情報理工、生命理工、環境・社会理工)+医歯系=医学部・歯学部
- 偏差値(河合塾2027)は理工6学院すべて65.0・医学科70.0・歯学科60.0(学部で難易度差が大きい)
- 2027年度の理工系一般選抜は「共通テストは足切り・合否は個別750点+調査書」という、ほかの国立と違う受け方(※2028年度から一部変わります・第10章)
- 女子枠が大きく、理工系で計154名規模。ノーベル賞受賞者を輩出する研究力も強み
こんな人に向いています
- 旧・東工大の流れをくむ、国立トップ級の理工系で学びたい人
- 数学・理科の個別(二次)試験で勝負したい人(2027年度の理工系は個別重視)
- 理工だけでなく、医学・歯学、あるいは医工連携にも関心がある人
この記事でわかること
- 理系で学べる学部・学院(理工6学院+医学部・歯学部)と、統合で何が変わったか
- 偏差値(河合塾2027)・共通テスト得点率・学部別の入試のしくみ
- 理工系ならではの入試(共テは足切り・個別勝負)/女子枠/医学部の入試・地域枠
- 学費(国立標準より高め)/進路(大学院進学が中心)/2028年度からの入試変更予告
※入試制度や数値は変わります。出願前には東京科学大学公式の最新の募集要項を必ずご確認ください。
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- はじめに|東京科学大学(旧・東工大)の理系を3分で把握
- 東京科学大学とは|東工大+医科歯科が統合した新しい国立大
- 偏差値と難易度|河合塾2027でみる”学内の地図”
- 学部・学院の中身|理工6学院+医学部・歯学部で何を学ぶか
- 入試のしくみ①理工系|2027年度は前期のみ・”共テは足切り/合否は個別+調査書”・女子枠
- 入試のしくみ②医歯系|医学部・歯学部の前期後期・地域枠
- 学費と経済支援|卒業までの総額と”国立標準より高い”授業料
- 卒業後の進路・研究力|大学院進学が中心・国家資格・ノーベル賞
- キャンパスとオープンキャンパス|大岡山・湯島ほか
- 2028年度入試の”主な”変更予告と医工・歯工連携コース
- まとめ+よくあるご質問(Q&A)
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はじめに|東京科学大学(旧・東工大)の理系を3分で把握
まず押さえたい結論は、東京科学大学は「旧・東工大の理工系(6つの「学院」)」と「旧・医科歯科の医歯系(医学部・歯学部)」を併せ持つ、新しい国立大学だということです。名前は変わりましたが、理工系と医歯系は、入試も出願の窓口も、通うキャンパスも別々——ここを最初に押さえると、記事全体がぐっと分かりやすくなります(くわしくは第2章)。
入試のしくみにも、大きな特徴があります。2027年度の理工系(6学院)の一般選抜は前期日程だけで、しかも共通テストの点数は「足切り(第1段階選抜)」にしか使われず、合否は個別(二次)試験750点と調査書で決まるという受け方です。ほかの多くの国立大学と違うので、対策の重心が変わります(第5章)。
偏差値は、理工6学院がすべて65.0で横並び、そのうえに医学科70.0という「学内の地図」になっています(第3章)。そして、統合の目玉である医工連携や、2028年度からの入試変更(第10章)まで、この記事で一つずつ見ていきましょう。
東京科学大学とは|東工大+医科歯科が統合した新しい国立大
まず、大学そのものを押さえておきましょう。志望理由書にも役立ちます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 国立大学法人 東京科学大学(英語名 Institute of Science Tokyo/通称 Science Tokyo) |
| 設置 | 国立・共学 |
| 成り立ち | 2024年10月1日、東京工業大学(東工大)と東京医科歯科大学が統合して発足 |
| 理系の構成 | 理工系=6学院(理学院・工学院・物質理工学院・情報理工学院・生命理工学院・環境・社会理工学院)/医歯系=医学部・歯学部 |
| 規模 | 学部生 約6,300人/大学院を含めると約13,500人(2025年) |
| 主なキャンパス | 大岡山・横浜(旧すずかけ台)=理工系/湯島・国府台ほか=医歯系 |
2024年10月に統合・名前と法人はどう変わった?
東京科学大学は、2024年(令和6年)10月1日に、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合してできた国立大学です。理工系で長い歴史をもつ東工大と、医学・歯学の名門である医科歯科大が、1つの大学になりました。
大学名は「東京科学大学」、英語名は「Institute of Science Tokyo(通称 Science Tokyo)」です。旧・東工大=理工系、旧・医科歯科大=医歯系として、それぞれの学びは引き継がれています。
統合の狙いは「医学・歯学 × 理工学の融合(医工連携)」
「なぜ2つの大学が一緒になったの?」——これは受験生からもよく聞かれる疑問です。答えは、医学・歯学と理工学を「科学」のもとで融合させるためです。
医療(旧・医科歯科)と、ものづくりや情報などの理工(旧・東工大)が同じ大学にあることで、手術支援ロボットや新しい医療機器、データを使った医療など、分野をまたいだ研究(医工連携)を進めやすくなります。医学・歯学と理工学を1つの大学で大きく展開できる点が、東京科学大学の大きな独自性です。
指定国立2法人どうしの統合・国際卓越研究大学にも認定
旧・東工大と旧・医科歯科大は、どちらも国が特に力を入れて支援する「指定国立大学法人」でした。その2つが統合したのは全国で初めてで、注目を集めました。さらに東京科学大学は、2026年に国際卓越研究大学(政府の「大学ファンド」で研究を後押しする大学)にも認定されています。研究力の高さが、国からも評価されている大学です。
受験生にとって「変わったこと」と「変わらないこと」
統合というと大きく聞こえますが、受験の実務で何が変わり、何が変わらないのかを分けて理解すると、迷いません。
変わったこと
- 大学名が「東京科学大学」になった
- 医学・歯学と理工学が、1つの大学に集まった
- 医工連携・歯工連携の教育コース(第10章)や、分野をまたいだ研究が動き始めた
(受験では)変わらないこと
- 理工系(6学院)と医歯系(医学部・歯学部)は、入試も別・出願の窓口も別・募集の単位も別・主なキャンパスも別
- そのため、理工系を受ける人が「医学部を第2志望に」といった受け方はできません(別の入試です)

統合したからといって、理工系と医歯系が「ひとつの入試」になったわけではありません。自分が受けたいのが理工系か医歯系かによって、集める情報が明確に変わります。まずはそこを意識して読み進めてくださいね。

偏差値と難易度|河合塾2027でみる”学内の地図”
「東京科学大学の理系はどのくらい難しいのか」を、河合塾のデータで押さえておきましょう。(後期は方式別ランク〈偏差値〉が設定されていないため、共通テスト得点率で示します。)
理工6学院は、ランク上すべて65.0
まず理工系(6学院)です。河合塾2027の予想では、6つの学院はすべて偏差値65.0で横並びになっています。
| 学院(前期) | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 理学院 | 65.0 | 80% |
| 工学院 | 65.0 | 81% |
| 物質理工学院 | 65.0 | 79% |
| 情報理工学院 | 65.0 | 82% |
| 生命理工学院 | 65.0 | 79% |
| 環境・社会理工学院 | 65.0 | 80% |
偏差値のランク上は「どの学院も65.0」なので、「学院の名前で難易度が大きく変わる」わけではありません。やりたい分野で学院を選びやすい、とも言えます。
ただし、偏差値が同じ65.0でも、実際の倍率や合格に必要な点、人気は年度・学院で差が出ます。「6学院はまったく同じ難しさ」という意味ではないので、志望する学院の状況は個別に確認しましょう。
医学科70.0を頂点に、医歯系は幅が広い
次に医歯系です。理工系より偏差値の幅が広く、医学科(前期)70.0が学内で最も難関です。
| 学部・学科 | 日程 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 医学部 医学科 | 前期 | 70.0 | 89% |
| 医学部 医学科 | 後期 | —(非設定) | 92% |
| 歯学部 歯学科 | 前期 | 60.0 | 75% |
| 歯学部 歯学科 | 後期 | —(非設定) | 81% |
| 医学部 看護学専攻 | 前期 | 55.0 | 72% |
| 医学部 検査技術学専攻 | 前期 | 55.0 | 71% |
| 医学部 検査技術学専攻 | 後期 | —(非設定) | 76% |
| 歯学部 口腔保健衛生学専攻 | 前期 | 50.0 | 66% |
| 歯学部 口腔保健工学専攻 | 前期 | 50.0 | 62% |
※出典:河合塾Kei-Net(東京科学大学 2027年度入試予想・取得日2026-07-16)。
医学科70.0を頂点に、歯学科60.0、看護・検査55.0、口腔保健50.0と、同じ大学の中でも難易度が大きく分かれます。「東京科学大学=○○くらい」とひとくくりにはできないので、志望する学部・学科ごとに数値を見ていくのが大切です。
後期は「偏差値なし」・河合塾基準で統一
医歯系には後期日程がある学科もありますが、後期日程には、河合塾の方式別ランク(偏差値)が設定されていません。医学科の後期などは、共通テスト得点率を目安にしてください。
なお、偏差値は模試の会社によって数字が違います。当ブログでは河合塾Kei-Net(合否可能性50%のボーダー)に統一しています。ほかの予備校(駿台・ベネッセなど)とは基準が異なるため、そのまま比べないよう注意してください。

統合後も、理工6学院は最難関帯(旧・東工大で探す人へ)
「東工大の偏差値」で探している人も多いと思います。旧・東工大の理工系は、東京科学大学の理工6学院として、いまも河合塾の方式別ランクで65.0の国立最難関帯にあります。「東工大=東京科学大学の理工系」と読み替えて見ていきましょう。
学部・学院の中身|理工6学院+医学部・歯学部で何を学ぶか
東京科学大学の理系で何が学べるのかを、理工系と医歯系に分けて見ていきます。
理工系は「6学院制」・学院で分野が分かれる
理工系(旧・東工大)は、6つの「学院」でできています。学院は、学部から大学院まで一体で設計された教育組織です。それぞれ次のような分野を学びます。
| 学院 | 主に学ぶ分野 |
|---|---|
| 理学院 | 数学・物理・化学・地球惑星科学(自然の原理を探る基礎科学) |
| 工学院 | 機械・システム制御・電気電子・情報通信・経営工学(先端技術) |
| 物質理工学院 | 材料・応用化学(新しい物質・材料をつくる) |
| 情報理工学院 | 数理・計算科学・情報工学(情報化社会を支える) |
| 生命理工学院 | 生命科学と工学の融合(バイオ・創薬など) |
| 環境・社会理工学院 | 建築・土木環境・融合理工(都市や社会のしくみ) |
「機械やロボットなら工学院」「化学・材料なら物質理工学院」「情報なら情報理工学院」——というように、やりたい分野から学院を選ぶのが基本です。
「系」は入学後に選ぶ(1年は学院、2年で系)
各学院の中には、さらに細かい「系」があります(たとえば理学院=数学系/物理学系/化学系/地球惑星科学系)。ここで大事なのは、「系」は入試の段階では選ばないことです。
- 1年次は、まず学院に所属して広く学ぶ
- 2年次に、学院の中から「系」を選んで専門を決める
- 4年次に研究室へ配属される
つまり、入学の時点では「学院」まで決めればよく、細かい専門(系)は入ってから選べます。「工学院に興味はあるけれど、機械か電気かまだ迷う」という人も、入学後にじっくり決められる設計です。
医歯系=医学部・歯学部で学べること
医歯系(旧・医科歯科)は、医学部と歯学部からなります。
- 医学部:医師をめざす医学科(6年)、看護師をめざす看護学専攻、臨床検査技師をめざす検査技術学専攻(看護・検査は保健衛生学科・4年)
- 歯学部:歯科医師をめざす歯学科(6年)、歯科衛生士・歯科技工士をめざす口腔保健学科(4年)
医療の専門職をめざす学部で、理工系とは学ぶ場所(キャンパス)も入試も分かれています(入試は第6章、立地は第9章)。

理工系は「学院」で選んで、細かい分野は入ってから決められるんですね。まだ機械か情報か迷っている僕には、ちょっと安心かも。

そうなんです。まず学院を選び、2年次に系を決める流れです。ただし学院ごとに学ぶ分野は決まっているので、「どの学院か」は入試の前にしっかり考えておきましょうね。
入試のしくみ①理工系|2027年度は前期のみ・”共テは足切り/合否は個別+調査書”・女子枠
理工系(6学院)の入試は、ほかの国立大学とかなり違う受け方をします。ここを理解すると、対策の重心が決まります。
2027年度の一般選抜は「前期のみ」・募集は「学院」単位
理工系の一般選抜は、2027年度は前期日程だけです(後期日程はありません)。そして、出願するのは学科や「系」ではなく、「学院」単位です。学院ごとの前期の募集人員は次のとおりです。
| 学院 | 前期 募集人員 |
|---|---|
| 理学院 | 128名 |
| 工学院 | 261名 |
| 物質理工学院 | 133名 |
| 情報理工学院 | 106名 |
| 生命理工学院 | 105名 |
| 環境・社会理工学院 | 80名 |
| 6学院 合計 | 813名 |
共通テストは受験必須。でも「合否は個別750点+調査書」
ここが東京科学大学(理工系)の最大の特徴です。2027年度の一般選抜(前期)では、共通テストの点数は合否に加算されません。順を追って説明します。
- 共通テストは受験が必須です。指定された6教科8科目を1つでも受けていないと、合格の対象になりません。
- 共通テストの点は「第1段階選抜(いわゆる足切り)」にだけ使われます。志願者が多いときに、個別試験へ進む人をしぼるための判定に使われます。
- 合否そのものは、個別(二次)試験750点と調査書で決まります。共通テストの点数は、合否の計算には加わりません。
個別(二次)試験の配点は、6学院とも共通で次のとおりです。
| 個別(二次)試験 | 配点 |
|---|---|
| 数学 | 300点 |
| 物理 | 150点 |
| 化学 | 150点 |
| 英語 | 150点 |
| 合計 | 750点 |
「共通テストは受けなくていい」「二次だけで受かる」という意味ではありません。共通テストは受験必須で、足切りにも使われます。ただ、最終判定は個別テスト750点と調査書で行われ、共通テストの得点は加算されません。だから、数学・物理・化学・英語の個別対策が、そのまま合否に直結する——これが東京科学大学の理工系です。(※この「共テは足切りのみ」は2027年度の話です。2028年度からは共通テストも一部合否に加わります・第10章)
私自身、教員として受験生を見てきた実感でいうと、東京科学大学(理工系)のこのしくみは、第1段階選抜(足切り)さえ通過すれば、共通テストの得点差は最終判定に持ち越されない入試です(最終判定は、個別テストと調査書で行われます)。ただし、足切りを確実に超える共通テストの得点は必要です。逆に、共通テスト対策にかたよって個別の記述対策がうすいと、ここでは力を出しきれません。数学・物理・化学・英語の記述力を、高2のうちから少しずつ積み上げておくのがおすすめです。
第1段階選抜・第2志望学院まで「登録」できる
第1段階選抜(足切り)は、全6学院の志願者の合計が、募集人員の合計の3.5倍を超えたときに行われることがあります(毎年必ず行われるわけではありません)。判定は学院ごとではなく、理工6学院を一括して行います。
もう一つ、便利なしくみがあります。出願のとき、第2志望の学院まで「登録」できます。1回の出願で、第1志望が不合格でも第2志望の学院が合否の判定対象になるしくみです(別々に出願する「併願」ではありません)。
女子枠|理工系で計154名の大きな枠
東京科学大学の理工系には、女子枠が大きく設けられています。総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると、理工系で計154名という規模です。
| 区分 | 募集人員 |
|---|---|
| 総合型選抜 女子枠(6学院合計) | 139名 |
| 生命理工学院 学校推薦型 女子枠 | 15名 |
| 女子枠 合計(理工系) | 154名 |
学院ごとの内訳(総合型)は次のとおりです。
| 学院 | 総合型 一般枠 | 総合型 女子枠 |
|---|---|---|
| 理学院 | 8名 | 15名 |
| 工学院 | 17名 | 70名 |
| 物質理工学院 | 20名 | 25名 |
| 情報理工学院 | 6名 | 20名 |
| 生命理工学院 | 15名 | (なし) |
| 環境・社会理工学院 | 20名 | 9名 |
※出典:東京科学大学 受験生サイト(2027年度入学者選抜要項・取得日2026-07-16)。
工学院の女子枠が70名と特に大きいのが目を引きます。女子枠は理工系だけの制度で、医歯系(医学部・歯学部)にはありません。
女子枠・総合型の選抜方法(学院で違う)
女子枠・総合型は、学院ごとに選抜のやり方が異なります。第2段階の内容(面接・筆記・造形課題など)も、共通テストの得点を最終判定に使うかも、学院・枠でバラバラです。主な違いは次のとおりです。
| 学院 | 総合型 第2段階の主な形式 | 第2段階で共通テストを使う? | 一般枠と女子枠の併願 |
|---|---|---|---|
| 理学院 | 一般枠=面接/女子枠=筆記+面接 | 女子枠は一部利用(物理・化学を換算) | できない |
| 工学院 | 面接 | 女子枠は利用 | できない |
| 物質理工学院 | 面接 | 一般枠・女子枠とも利用 | できない |
| 情報理工学院 | 面接 | 使わない | できない |
| 生命理工学院 | 一般枠=筆記+面接(女子枠なし) | 一般枠は利用 | ―(女子枠なし) |
| 環境・社会理工学院 | A=造形課題/B=面接(筆記含む)/C=面接 | 使わない | できる(女性のみ・両方合格なら女子枠合格) |
- 共通テストは全枠で受験が必要です。第1段階選抜に使われるほか、一部の学院・枠では第2段階の最終判定にも換算して利用されます(第2段階の個別テストは2027年は2月上旬)。
- 女子枠の対象は、戸籍上の性別が女性の人です(一般枠は性別を問いません)。
- 出願資格・必要な共通テスト科目・提出書類・選抜方法は学院ごとに異なるため、志望する学院の募集要項を必ず確認してください。
学校推薦型選抜は「生命理工学院」だけ
理工系で学校推薦型選抜を実施するのは、生命理工学院だけです(一般枠15名・女子枠15名=計30名)。個別テストが免除され、共通テストの成績・推薦書・調査書・志望理由書などで選抜します。生命理工学院を志望する人は、この枠も選択肢になります。

女子枠って、こんなに大きいんですね。しかも理工系だけなんだ。

はい、理工系で計154名はかなり大きな枠です。工学院は女子枠が70名もあります。ただし選抜方法は学院ごとに違うので、志望学院の要件を必ず確認してくださいね。
入試のしくみ②医歯系|医学部・歯学部の前期後期・地域枠
医歯系(医学部・歯学部)の入試は、理工系とはまったく別のしくみです。
医歯系は理工系と別の入試体系
医歯系は、旧・東京医科歯科大学のしくみを引き継いでいます。理工系との主な違いは次のとおりです。
- 前期日程・後期日程がある(ただし看護・口腔保健など、後期を実施しない学科・専攻もあります/理工系は前期のみ)
- 共通テストの点も合否に加算される(理工系の「足切りのみ」とは違う)
- 女子枠はない
- 出願の窓口も、通うキャンパスも理工系とは別(湯島・国府台など)
医学部 医学科|前期・後期の募集と配点
医学科(6年・医師をめざす)の一般選抜は、前期69名・後期10名です。配点は、共通テストと個別の合計540点のうち、共通テスト180点・個別360点で、個別(二次)の比重が大きい設計です。
| 医学科 前期 | 内容 |
|---|---|
| 配点 | 共通テスト180点+個別360点=540点 |
| 個別(二次)科目 | 数学・理科(物・化・生から2)・外国語+個人面接 |
医学科は偏差値70.0で学内最難関ですが、共通テストで高得点をとったうえで、個別試験の記述力まで求められる入試です。
医学科の地域特別枠と、定員の注意点
医学科には、地域医療をになう医師を育てる地域特別枠推薦(茨城・長野・埼玉が対象)があります。各県の修学資金制度を利用でき、卒業後に一定期間その県で勤務することが条件です。
ここで一つ注意です。医学科の入学定員は、2027年度の入学者選抜要項でおよそ97〜101名です(要項の中でも、募集人員の一覧では97名、付表では101名と示し方が分かれています)。これは、地域特別枠が現在認可を申請中で、認可の状況によって人数が変わるためです。大学は、変更があれば受験生サイトで知らせるとしています。志望する人は、公式の最新の募集要項で必ず確認してください。
保健衛生学科|看護・検査
医学部には、医学科のほかに保健衛生学科(看護学専攻・検査技術学専攻)があります。同じ保健衛生学科でも、前期の個別(二次)試験の科目が違う点に注意してください。
| 専攻(4年) | 前期 | 後期 | 前期の個別(二次)科目 |
|---|---|---|---|
| 看護学専攻(看護師) | 35名 | — | 外国語・小論文・面接 |
| 検査技術学専攻(臨床検査技師) | 20名 | 7名 | 数学・理科・外国語・面接 |
看護学専攻は外国語・小論文が中心、検査技術学専攻は数学・理科もある——というように科目が異なります。志望する専攻の科目を必ず確認しましょう。
歯学部|歯学科・口腔保健学科
歯学部は、歯学科(6年・歯科医師)と口腔保健学科(4年)からなります。
| 学科・専攻 | 前期 | 後期 |
|---|---|---|
| 歯学科 | 33名 | 10名 |
| 口腔保健衛生学専攻(歯科衛生士) | 18名 | — |
| 口腔保健工学専攻(歯科技工士) | 8名 | — |
歯学科は偏差値60.0で、前期・後期の両方があります。歯学部にも女子枠はありません。
学費と経済支援|卒業までの総額と”国立標準より高い”授業料
受験生・保護者が気になる学費を整理します。東京科学大学は国立大学ですが、授業料が国立の標準額より高めに設定されている点に特徴があります。
卒業までの総額はどのくらい?(課程の年数で分ける)
まず、入学料・授業料を合わせた卒業までのおおよその総額を、課程の年数ごとに見てみましょう(2026年度の額をもとにした概算。諸会費・保険などは別)。
| 課程 | 年数 | 卒業までの総額(概算) |
|---|---|---|
| 理工系(6学院) | 4年 | 約282万円 |
| 保健衛生学科・口腔保健学科 | 4年 | 約285万円 |
| 医学科・歯学科 | 6年 | 約414万円 |
※出典:東京科学大学 受験生サイト(検定料・学費・入学金/2026年度・取得日2026-07-16)。
内訳は、入学料282,000円+授業料(年額)です。授業料は、理工系の学部が635,400円、医歯系の学部が642,960円です。
ここで正直にお伝えします。東京科学大学の授業料は、国立大学の標準額(535,800円)より高く設定されています(旧・東工大の時代からの独自設定を引き継いでいます)。一方で、医学科は6年間でも約414万円で、私立の医学部(6年で数千万円)と比べれば大幅に低いのが国立医学部の特徴です。
奨学金・修学支援
学費の負担をやわらげる制度もあります。
- 国の高等教育修学支援新制度:授業料・入学料の減免+給付型奨学金。東京科学大学もこの制度の対象です(学士課程)。
- 多子世帯(扶養している子どもが、学生本人を含めて3人以上いる世帯)への支援:令和7年度から、所得制限なく授業料・入学料の減免を受けられます。ただし、この減免は国が定める上限額(国立は授業料 年535,800円)までです。東京科学大学の授業料(理工635,400円・医歯642,960円)はこの上限を超えるため、本制度だけでは超過分(理工 約99,600円・医歯 約107,160円)は減免されません(大学独自の支援などを受けない場合、その差額は自己負担になります)。入学料282,000円は上限と同額なので差は出ません。「無償化」は制度の通称で、実際は上限までの減免です。
- 大学独自の授業料等免除制度もあります。
※学費・支援制度は年度で変わることがあります。2027年度の金額・条件は、最新の公式情報でご確認ください。

卒業後の進路・研究力|大学院進学が中心・国家資格・ノーベル賞
東京科学大学の理系は、卒業後の進路にもはっきりした特徴があります。
理工6学院|学部卒の8〜9割が大学院へ
理工系(6学院)で目立つのは、大学院進学率の高さです。2024年度卒業者では、6学院すべてで学部卒の80%を超える人が大学院に進学しています。
| 学院 | 大学院進学率(2024年度卒) |
|---|---|
| 理学院 | 81.8% |
| 工学院 | 83.1% |
| 物質理工学院 | 90.3% |
| 情報理工学院 | 87.2% |
| 生命理工学院 | 80.3% |
| 環境・社会理工学院 | 80.9% |
※出典:河合塾Kei-Net(東京科学大学 学部別の進学・就職状況/2024年度卒・取得日2026-07-16)。
つまり東京科学大学の理工系では、学部を出てすぐ就職するより、大学院に進んで専門性を高める進路が標準的です。企業に就職する人も、その多くは大学院(修士)を修了してから、というのがこの大学の特徴です。「研究を深めたい」人に向いた環境と言えます。
医歯系|医師・歯科医師などの国家資格へ
医歯系は、国家資格につながる学部です。学科・専攻ごとに、次の資格をめざします。
- 医学科=医師/看護学専攻=看護師/検査技術学専攻=臨床検査技師
- 歯学科=歯科医師/口腔保健衛生学専攻=歯科衛生士/口腔保健工学専攻=歯科技工士
医学科・歯学科の卒業生は、ほとんどが国家試験を受けて臨床の道へ進みます(医師国家試験の新卒合格率は、第119回〔2025年〕96.9%・第120回〔2026年〕97.2%でした。全国の新卒平均はそれぞれ95.0%・94.7%です。厚生労働省「医師国家試験の学校別合格者状況」より)。
研究力|ノーベル賞受賞者・国際卓越研究大学
東京科学大学は、研究力の高さでも知られています。旧・東工大からは、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典 栄誉教授をはじめ、世界的な研究者を輩出してきました。さらに前述のとおり、国際卓越研究大学にも認定されています。医学 × 理工の医工連携という新しい研究の場も広がっており、「研究者をめざす」人には魅力的な大学です。

理工系は、卒業後そのまま就職より、大学院に進む人が多いんですね。

はい、8〜9割が大学院へ進みます。だから「学部卒で就職」を第一に考えるより、「大学院まで学んで専門を深める」つもりで選ぶと、この大学の良さが生きますよ。
キャンパスとオープンキャンパス|大岡山・湯島ほか
学系でキャンパスが変わる
東京科学大学は、理工系と医歯系でキャンパスが分かれています。
- 理工系:大岡山キャンパス(東京都目黒区。低学年の学びの中心・前期試験の会場)と、横浜キャンパス(旧・すずかけ台)(研究・大学院が中心)
- 医歯系:湯島キャンパス(東京都文京区。専門教育と附属病院)、駿河台、そして1年次の教養課程は国府台キャンパス(千葉県市川市)
「理工系なら大岡山」「医歯系なら湯島(1年は国府台)」と、学ぶ場所が学系で分かれる点は、通学を考えるうえで押さえておきましょう。なお、理工系のなかでも、利用するキャンパスは学院・系・研究室によって異なります(研究・大学院は横浜が中心)。
最寄り駅とアクセス
| キャンパス | 最寄り駅 |
|---|---|
| 大岡山(理工系) | 東急線「大岡山」駅から徒歩約1分 |
| 横浜〔旧すずかけ台〕(理工系・研究/院) | 東急田園都市線「すずかけ台」駅から徒歩約5分 |
| 湯島(医歯系) | 「御茶ノ水」駅から徒歩約2分 |
| 国府台(医歯系1年次) | 京成本線「国府台」駅から徒歩約15分 |
オープンキャンパス
オープンキャンパスは、理工系と医歯系で日程・形式が分かれます。2026年の実績は次のとおりでした。
- 医歯学系:2026年7月30日・31日に、湯島キャンパスで対面開催
- 理工学系:2026年8月7日に、オンライン開催
2027年の日程・形式はまだ公表されていません(例年、春〜初夏に公式サイトで発表されます)。最新の日程は大学公式のイベント情報と、当ブログのオープンキャンパス完全ガイドで確認してください。実際の雰囲気は、足を運んで(またはオンラインで)確かめるのがおすすめです。
2028年度入試の”主な”変更予告と医工・歯工連携コース
東京科学大学は、統合を受けて入試のしくみを見直している最中です。ここでは、2028年度入試(2028年4月入学者)から予告されている主な変更を紹介します。2027年度入試(2027年4月入学)は、これまで説明してきた現行のしくみなので、取り違えないようにしてください。(※ここで扱うのは主な変更点です。すべての変更を挙げているわけではありません。連携コースの対象入学年度は、この「2028」とは別なので、あわせて説明します。)
理工系|第2段階でも共通テストを使う(共テ150点+個別750点)
第5章で説明した「2027年度は共通テストは足切りのみ・合否は個別750点+調査書」というしくみは、2028年度入試から変わります。
- 第2段階選抜(合否判定)でも共通テストを使うようになり、共通テスト150点+個別750点=合計900点(共テ:個別=1:5)で合否を決めます
- 個別試験の時間が短くなります(数学180分→150分、理科 各120分→各90分)
- 生命理工学院では、理科で「化学+生物」の組み合わせも選べるようになります(これまでは物理・化学)
「共通テストの点も合否に効くようになる」という大きな変更なので、2028年度以降に受ける人は要チェックです。
医歯系|医学科・検査の後期廃止、医学科の増員ほか
医歯系でも、2028年度入試から次の変更が予告されています。
- 後期日程を廃止するのは、医学部医学科と、医学部・検査技術学専攻の2つです(歯学部歯学科の後期は継続します)
- 医学科は、前期の募集を71名に増やします
- 医学科の(通常の)学校推薦型選抜を廃止し、地域特別枠推薦のみになります(医学科以外の学科の推薦は続きます)
- 医歯学系の総合型選抜に「国際枠」を新設します(医学科・保健衛生学科・歯学科・口腔保健学科が対象)
医工連携人材養成コース|理工から医学へ(2026年度入学生から)
統合の象徴が、医工連携人材養成コースです。これは、東京科学大学の理工系に在学している学生から選抜し、理工系を3年で早期に卒業してから、医学科の2年次に編入するコースです。最短8年で「理学または工学」と「医学」の2つの学位が取れます(医学科として10名)。
大事な点として、このコースは、高校から直接出願する入試ではありません。まず理工系に入学し、在学中の成績・面接などで選抜される「学内のコース」です。2026年度入学生が最初の対象です。
歯工連携人材養成コース|理工から歯学へ(2027年度入学生から)
同じしくみの歯工連携人材養成コースもあります。理工系の在学生から選抜し、3年で早期卒業のうえ歯学科の2年次に編入、最短8年で「理学または工学」と「歯学」の2学位が取れます(歯学科として2名)。対象は2027年度入学生からです。こちらも高校から直接出願するものではなく、理工系に入ってからの学内選抜です。
2028年度の入試変更は、現時点では予告です。当該年度の学生募集要項で最終確認してください。一方、医工・歯工連携コースは、対象年度と制度の概要がすでに公表されています(学内選抜の細かい方法は、入学後の最新案内で確認する形です)。
まとめ+よくあるご質問(Q&A)
この大学の理系が向く人
最後に、東京科学大学の理系が向く人を、正直にまとめます(相性の問題なので、当てはまらなくても優劣ではありません)。
- 旧・東工大の流れをくむ、国立トップ級の理工系で学びたい人
- 数学・理科の個別(二次)試験で勝負したい人(2027年度の理工系は個別重視)
- 大学院に進んで研究を深めたい人(理工系は8〜9割が院進)
- 理工だけでなく、医学・歯学、医工連携にも関心がある人
- (女子の受験生で)大きな女子枠を活用して理工系をめざしたい人
一方、大学院進学より学部卒での就職を最優先したい人や、薬学部・農学部など東京科学大学にない分野を志望する人は、他大学も含めて比べてみましょう。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 東京科学大学は、東工大と医科歯科大のどちらを引き継いだ大学ですか?
A. 両方です。2024年10月に、東京工業大学(東工大)と東京医科歯科大学が統合してできた国立大学が東京科学大学です。理工系(6学院)は旧・東工大、医学部・歯学部は旧・医科歯科大を引き継いでいます(第2章)。
Q2. 「学院」と「学部」「系」は何が違いますか?
A. 理工系の「学院」は、学士課程から大学院課程までを一体で担う教育組織です(全6学院)。入試では学院単位で募集し、入学後に学院の中の細かい専門分野「系」を2年次に選びます(第4章)。
Q3. 理工6学院の偏差値と共通テスト得点率はどのくらいですか?
A. 河合塾2027の予想で、方式別ランク上は6学院とも65.0(共通テスト得点率79〜82%)です。ただし倍率や合格に必要な点は学院・年度で差が出ます(第3章)。
Q4. 理工系は、共通テストの点が合否に使われますか?
A. 2027年度は、共通テストは受験必須ですが、点数は足切り(第1段階選抜)にだけ使われ、最終合否には加算されません(合否は個別750点+調査書)。ただし2028年度入試からは、共通テスト150点+個別750点=1:5で、共通テストも合否に加わります(第5章・第10章)。
Q5. 理工系は、第2志望の学院まで出願できますか?
A. はい、第2志望の学院まで「登録」できます。第1志望で不合格でも、第2志望の学院で合格になることがあります(第5章)。
Q6. 理工系に後期日程はありますか?
A. 2027年度の理工系(6学院)は、前期日程のみで後期日程はありません(第5章)。
Q7. 女子枠は誰が出願でき、一般枠と何が違いますか?
A. 理工系の総合型・学校推薦型に、計154名の女子枠があります(対象は戸籍上の性別が女性の人)。学院ごとに選抜方法が異なり、共通テストの受験が必要です。女子枠は理工系のみで、医学部・歯学部にはありません(第5章)。
Q8. 医学部・歯学部の偏差値と、前期・後期はどうなっていますか?
A. 河合塾2027で、医学科70.0・歯学科60.0・看護/検査55.0・口腔保健50.0です。医歯系は前期・後期の両方があります(看護・口腔保健など一部は前期のみ)。医学科の定員は要項でおよそ97〜101名で、地域枠の認可状況によって変わる可能性があります(第3章・第6章)。
Q9. 学費は、一般的な国立大学より高いですか?
A. 授業料は、国立の標準額(535,800円)より高めです(理工系635,400円・医歯系642,960円)。ただし卒業までの総額は理工4年で約282万円、医学科6年でも約414万円で、私立医学部より大幅に低いです(第7章)。
Q10. 医工・歯工連携コースに、高校から直接出願できますか?
A. できません。医工連携・歯工連携コースは、まず理工系に入学し、在学中に選抜される「学内のコース」です(高校から出願する入試区分ではありません)。医工連携は2026年度入学生から、歯工連携は2027年度入学生から対象です(第10章)。
Q11. 大岡山・湯島など、どのキャンパスで学びますか?
A. 理工系の主な拠点は大岡山と横浜(旧・すずかけ台)で、使うキャンパスは学院・系・研究室によって異なります。医歯系は湯島など(1年次は国府台)です(第9章)。
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※本記事のデータ基準(2026年7月時点・取得日2026-07-16):偏差値・共通テスト得点率=河合塾Kei-Netの2027年度入試予想/入試方式・配点・募集人員=2027年度入学者選抜要項など現行の公式資料(理工系の詳細な学生募集要項は2026年10月中旬公表予定)。そのほか各表・数値の出典は、それぞれの表の下または本文中に記載しています。制度・数値は年度で変わるため、出願前に公式の最新情報をご確認ください。





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